観光名所
海南・有田・湯浅
紀州徳川の菩提寺であり、天台宗の仏教寺院。長保2年(1000年)に一条天皇による勅願を受けて、慈覚大師の弟子にあたる性空が開いたと言われています。寛文6年(1666年)に紀州徳川家初代藩主徳川頼宣(家康の10男)により紀州徳川家の菩提寺に制定。頼宣以降の歴代藩主たちが眠るが、8代将軍吉宗と14代家茂の墓は東京にあります。境内にある本堂、多宝塔、大門は国宝建造物であり、3つとも国宝なのは同寺と法隆寺のみ。大名墓所としては全国一の規模を誇り、境内全域が国指定の史跡に指定されています。紀州徳川家の菩提寺というだけあり、裏山には紀州藩歴代の墓所や歴史民俗資料館もあります。
また桜の名勝としても知られています。桜の開花時期にはまっすぐ伸びた参道は桜のトンネルと化し、左右の広場はお弁当を広げる人々で溢れます。他にもボタン、アジサイなどがたくさんの花が咲き乱れる“花の寺”としても有名です。
【阪和自動車道海南ICより約20分】 【JRきのくに線下津駅より徒歩約30分】