観光名所
白浜・田辺
標高999mの南西斜面に位置し、南斜線は急峻で、年間400mmに達する降雨地帯であるため嶺々の間は大きな渓谷をなしています。渓流沿いに大小30余りの滝や数えきれないほどの巨岩奇岩が連続する光景は圧巻。奇岩群と相まって、渓谷美を作り上げる樹木が覆い茂っており、標高差により暖地や寒地の植物は繁茂していて、目でも楽しめませてくれるだけでなく、学術的にも珍しい場所となっています。渓谷の入り口には、特別天然記念物にあたるニホンカモシカが自然飼育する「カモシカ牧場」があります。アスレチックゾーンやバンガローなども完備した「百間山渓谷キャンプ村」もあり、夏には多くの人で賑わいます。そして秋には、見事な紅葉で魅せてくれます。冷たくなってきた風、白糸のような落ちる水、そして、苔むした緑の巨岩に紅葉を散りばめたかのような、日本伝統の着物の模様のような絢爛豪華な景色は、一見の価値あり!
目だけでなく水の音でも癒してくれます
渓谷の周囲はトレッキングコースとなっています
紅葉は11月中旬が見頃
【阪和自動車道南紀田辺ICより約1時間30分】 【JRきのくに線紀伊田辺駅から明光バス百間口行き約1時間20分】