観光名所
和歌山市
多くの寺院が集まっている和歌山市の寺町通り。この通りに位置する無量光寺の境内に首だけの大仏様が鎮座しているのをご存知でしょうか? 正式名を首大仏と言います。境内に入りその姿を捉えると、強烈なインパクトがあり驚かされます。高さ3mある首大仏は元々末寺の仏像でしたが、天保6年(1835年)に焼失。溶けた銅で大仏を作ろうとするも、財政難のため頭部だけの再建になってしまいました。しかし首から上の願いを叶えてくれるとし、受験の成功や頭痛を含めた病気平癒を願って多くの参詣人が訪れています。ちなみに再建がうまく行き座像となれば、約13mの大きさを誇っていたと推定。寺院自体は紀州藩10代藩主徳川治宝が、文政12年(1829年)に日高郡出身の大行者徳本上人の功徳を讃えて建立されたという浄土宗のお寺です。また和歌山西国三十三箇所第8番の札所にもなっています。
山門を入り左に首大仏さまが鎮座しています
築地塀
守り神!?
阪和自動車道和歌山ICより約11分】 【JR和歌山駅または南海和歌山市駅より約20分、バス停「寺町」下車徒歩3分】