観光名所
岩出・紀の川
根来寺は覚鑁(かくばん)上人が大治元年、この地に鎮守の祠と僧房を建てたのが始まりと言われています。上人はこの地で新義真言宗総本山の基礎を築きました。戦国時代には僧兵1万人余りを率いて、鉄砲を持つ「根来衆」として隆盛を極めましたが、豊臣秀吉の根来攻めにより多くが焼失。だが、被害を免れた根本大塔(国宝)・大師堂(重要文化財)以外の建物は江戸時代に復興した建造物です。これらを彩るのが四季折々の植物と自然。春には桜、そして蛍、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色と一年中楽しめますが、特に桜が有名。ソメイヨシノ、シダレザクラなど周辺の桜も合わせれば、約7000本もの桜が咲き乱れます。特に桜と共に見上げる大門、その大門をくぐると桜のアーチのような参道、境内にあるもみじ谷公園からの眺望は必見です。見頃は3月下旬から4月上旬で「日本さくらの名所100選」にも選ばれています。
庭園
鐘つき堂
春の名勝庭園
【阪和自動車道和歌山ICより車で約45分】 【JR岩出駅より車で約10分】