観光名所
白浜・田辺
推定樹齢400年のこの大木は高さ約30m幹回り6mあります。
春と夏は新緑が楽しめ、秋になると黄色が周囲を覆いつくす銀杏の景色を楽しむことができます。
この銀杏は別名「子授け銀杏」と呼ばれており、不思議な民話があります。
【光泉寺の子授け銀杏】
日下俊斎という医者が、ある夜自分の事を「銀杏の精だ」と言い張る女性を夢に見ました。
女性は木が切られるのを止めてほしいと言うのです。
この夢が気になった俊斎は、村人たちに木を切るのを止めるよう説得しました。
やがてこの銀杏の周りで農作物が良く採れるようになり、木は、太い枝の途中からまるで乳房のようなコブが垂れ下がるようになりました。
これを見た人々がこの字女性の胸の様な、お腹の様な姿にあやかり子授け銀杏と呼ばれるようになったそうです。
紀伊本線:古座駅 から車で30分