観光名所
白浜・田辺
田辺市芳養町にある珍しい景観の無人神社です。鳥居をくぐると押分岩といわれる大きな岩の幅2mほどの隙間を通っていて、社殿へと向かいます。境内には不動堂もあり、神仏習合の形態も見られます。
~押分岩の云われ~
江戸時代中期、秋葉神社境内にある不動堂の堂主であった僧侶が遠江(静岡県)にある秋葉神社より秋葉の神を勧請。
まだ社殿がなかったため、御神体を取り急ぎ秋葉神社の社叢(森の中)にある巨岩の裏手に祀っておくことにした。
その夜のうちに、大きな音を立てて巨岩が左右に引き裂け道を開き、社に向かう参道となった。 神の力により参道が押し分けられたため、2つに裂けた巨岩を「押分岩」と呼ぶようになった。
提供:田辺市観光振興課
第一鳥居(入口)
押分岩
社殿と第二鳥居