観光名所
海南・有田・湯浅
標高870mからは視界を遮ることなく、淡路島、四国、六甲山の山々などが目に飛び込んできます。四季折々の草花に彩られる高原。春には山開きが行われ、恒例の餅投げや段ボールでそり遊びをする子どもなどたくさんの人々が集います。夏には涼しい山風が吹き、キャンプ目的に山を訪れる人も。秋には高原一面をススキが覆います。風にざわめくススキの様子は生石高原の風物詩。冬には温暖な和歌山県に珍しく雪が降り積もり、雪景色が堪能できます。特筆すべきは3月下旬に行われる山焼き。これは高原のススキ草原の保全を目的にしたもので、約8.8haの草原を真っ赤な火が走る様子は圧巻です。ハイキングやキャンプなどに利用される事も多く、地元はもとより関西一円より多くの人が訪れています。なお、ハイキングの際には、杉木立に突如現れる狼を思わせる“おおかみ岩”や、空海の伝説が残る“弘法大師の押し上げ岩”などもお見逃しなく。
遥か六甲山まで眺められる日も
山頂から見る朝日・夕陽は「和歌山県の朝日夕陽百選」に選らばれています
夏には緑のススキも秋には銀色の海へと変わる
【阪和自動車道海南東ICから車で約50分】