観光名所
高野・かつらぎ
古来から高野山の鎮守社として知られ、高野山と密接な関係を保ってきた神社です。
承元2年(1208年)、敦賀国の気比および安芸国の厳島両明神を勧請合祀し、以後「丹生四所明神」とし崇敬されきましたが、明治初年の神仏分離令により仏教関連施設はことごとく撤去され現在の姿となりました。
境内と高野山石道は「八町坂」によって結ばれ、合流点には当社を遥拝するための「二つの鳥居」が建てられています。
また、清浄な気を発し病などを引き起こす悪い気を退け、命を守り、育てるパワーに満ちているともいわれ、さらに皮膚全体に朱を塗って、体中の悪い気を追い出すイメージを浮かべると、健康運アップに効果的だとか。
輪橋
この神社の輪橋は、神様のおかげを頂くために、参拝者も渡ることができるようになっています。半円形に沿った形が別名「太鼓橋」の由来になっています。輪橋の真ん中は人が通らないように階段ではなく傾斜になっています。理由は、真ん中は神様が通る道とされているからです。また、冬の雪の降る季節や地面が凍る時期は輪橋が渡れなくなりますので、天候にはご注意を!
本殿(右から第1殿~第4殿)
第1殿 丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)
第2殿 高野御子大神(たかのみこのおおかみ)
第3殿 大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)
第4殿 市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)
楼門
室町時代に建立された入母屋造りで、檜皮葺き(ひわだぶき)の屋根が特徴的です。重要文化財にも指定されています。ここでお願い事をするときは、小さい願いではなくとっても大それたお願い事をするのがポイントです。
絶景撮影ポイント!
この写真のように、輪橋の真ん中ぐらいから楼門に向かって撮影すると、丹生都比売神社の2つ目の中鳥居と楼門と輪橋、そして秋頃なら周りの紅葉も映るので、より素敵な写真になります。
【阪和自動車道和歌山ICより車で約1時間15分】 【JR妙寺駅または笠田駅より車で約15分】